「Webデザイナーになりたい。Webデザイナーになるにはどうすればいいんだろう?具体的な方法を知りたい」
本記事では上記の疑問に答えます。
これを書いている私は現在、フリーランスのWebデザイナーとして活動しています。
また転職関連の仕事も携わっており、未経験からWebデザイナーを目指す多くの人にお会いしてきました。その過程では、未経験からWebデザイナーを目指す人にも多くお会いしてきました。
そのような経験から、Webデザイナーになるための方法を、本記事で一挙解説します。
KEI
あなたが今現在どのような立場であれ、本記事を読んで行動すれば、Webデザイナーになることができますよ。
5分ほどで読める文量です。Webデザイナーになりたい人は、ぜひご覧ください。
目次
そもそも未経験でもWebデザイナーになれるのか?
結論、未経験からでもWebデザイナーになることができます。
なぜなら、Webデザイナーは未経験からなっている人も多いからです。
冒頭の通り私は転職関連の事業をやっているため、これまで多くのWebデザイナー志望者にお会いしてきました。
その中で、事実として、これまでWebデザイン経験どころか、デザイン経験もその周辺知識も全くない人が、Webデザイナーになっている事例を多くみてきました。
一方で、Webデザイナーになりたいと願っていたものの、結局なることができず、Webデザイナーになることを諦めてしまった人も見てきました。
なんでWebデザイナーになれる人・なれない人が分かれるの?
ではいったい何が、Webデザイナーになれる人となれない人を分けるのか?
答えをお伝えすると、「正しいステップを踏めているかどうか」です。これこそが、Webデザイナーになれるか、あるいはなれないか、その両者を分かつ重要なポイントです。
ではどういうステップを踏んでいけばWebデザイナーになれるのか?その方法をこれから具体的に話していきます。
WebデザイナーになりたいならやってはいけないNGなこと
まずは未経験からWebデザイナーを目指す上で、やってはいけないNGなことから話します。
転職サイト・エージェントのWebデザイナー求人にいきなり応募すること
結論、転職サイトや転職エージェントのWebデザイナー求人にいきなり応募することです。
残念ながら、これはNGです。
なぜなら、Webデザイナーの求人の多くは、全くのWebデザイン未経験を対象にしていない求人が大半だからです。
転職サイトの「未経験歓迎」の裏の意図とは
「えっ、でも転職サイトの求人には”未経験歓迎”って言う表記もあるよね?Webデザイナーにもあったような気がするけど…」
すでに転職サイトで転職活動をしている方であれば、こう感じるかもしれません。
確かに、Webデザイナーの求人の中には「未経験歓迎」と書いてあるものもあります。
ただこれは「実務未経験でもOK」という意味合いが強いだけであり「Webデザイン知識ゼロでも良い」というわけではないんですよね。
事実:多くのWeb制作会社はイチから教育している余裕はない
なぜなら上記の通り、多くのWeb系企業は、全くのイチから教育する余裕を持っていないからです。
ですから、例えば「25歳、営業職出身、Webデザインの知識はゼロ」という方から応募があっても、多くの会社は書類選考で落とします。これが事実です。
ですから、Webデザイナーになりたいからといって、いきなり転職サイトに登録し、いきなりWebデザイナー求人に応募することは、効率的な方法ではなく、むしろ書類選考落ちを連発する代表的なパターンです。
事実、私は上記のような行動を取る方をこれまで多く見てきましたが、みなさんかなり消耗していました。10社も20社も落ち続けたら、普通であれば「本当にWebデザイナーになれるのかな…?」と不安になりますし、消耗しますよね。むしろ、そうならない方が不思議です。
だからこそ、転職サイトや転職エージェントのWebデザイナー求人にいきなり応募することは辞めておくことが賢明です。
あなたがもし「学生」の場合、情報・工業系の大学・芸術大学、美術大学などで、デザインや情報・IT、Webコンテンツなどを学習している方が優遇されます。
上記に加えて、Webデザインの知識があった方が、内定を取れる確率は格段に上がります。なので、全く知識がない状態は、いずれにしてもおすすめできません。
未経験からWebデザイナーになるために事前にやる必要があること
- Webデザインを事前に学んでおく
- ポートフォリオを事前に用意しておく
結論、上記2つは事前に済ませておくことが必要です。
1. Webデザインを事前に学んでおく
まずはWebデザインの知識を事前に学んでおく、これが第一に必要なことです。
なぜなら、前述しましたが、Webデザイナーの仕事は「Webデザイン知識ゼロ」だと厳しいからです。
ですから、最低限必要なWebデザインのスキル・知識は、今のうちから学んでおく必要があります。
Webデザインで事前に学んでおくと良いスキル
ではどのようなスキルを学べばいいかというと、結論以下のスキルがあると良いです。
1. HTML/CSS
2. JavaScript
3. Photoshop
4. Illustrator
5. Webサイト制作・デザインの実践スキル(PHPやWordPressの知識など)
こういったスキルが、Webデザイナーに必要なスキルです。
全てのスキルを完璧に学ぶ必要はない
「学ぶことがたくさんありすぎて、できる自信がない…。」と感じるかもしれません。
ですが、全てのスキルを完璧に学ぶ必要はありません。
2〜3ヶ月、Webデザインスクールで短期集中で学ぶことがおすすめ
その点でいうと、まずは2〜3ヶ月間、Webデザインスクールで短期集中で学んでみると良いです。
なぜなら、スクールで2〜3ヶ月集中するだけでも、Webデザイナー就職や転職、副業に必要なスキルは習得可能だからです。

例えばWebデザインスクール最大手の「TechAcademy
こういったスクールを利用すれば、短期間でWebデザインに必要なスキルを満遍なく、過不足なく学ぶことができます。
そうすれば、3ヶ月後には「Webデザインスキル」が身についています。そのため、就職や転職活動を有利に進めることができます。
このように、Webデザインの事前学習はWebデザイナーになるなら必須です。一見遠回りに見えて、実はこのルートが一番近道なんですよね。
2. ポートフォリオを事前に用意しておく
Webデザインスキル習得と並行してもう一つやっておくべきことが「ポートフォリオ」の作成です。
なぜなら、ポートフォリオがあると、Webデザイナー就職や転職、または副業や独立においても、大いに役立つからです。
ポートフォリオとは?
- あなたのプロフィール
- 保有スキル
- 制作実績
上記をまとめたWebサイトのことをポートフォリオサイトと言います。
Webデザイナー就職を目指す場合は、こういったポートフォリオサイトを作ることが必要です。
ポートフォリオの目的は?
「あなたがどんな制作物を作ってきたか」を証明すると同時に「あなた自身がどんな人であるか」を伝える目的もあります。
そのため、作ってきた「制作実績」に加えて、あなたがどんな人で、どんなことができるかといった「プロフィール」や「スキル」も明記しておくと良いです。
制作物ってどんなもの?
例えば、あなたがスクールで作ったWebサイトも制作物ですし、趣味で作ったWebサイトも制作物です。
前述通り、ポートフォリオの作品は「あなたのスキル」を形にして証明したものであり、あなたのスキルを企業側に正しく理解してもらうものです。
もちろん、未経験のうちだと自身の作品はない状態です。ですがスクールで作ったものや、あるいはスクール卒業後に簡単なサイトでも良いので作っておくことをおすすめします。自分自身で作った実績が簡単なものでもあると、就職や転職、副業に有利に働くからです。
スクールで学習すれば、簡単なサイトくらいは作れますので、スクール卒業後はトライしてみましょう。
プロのWebデザイナーのポートフォリオ事例
実際にプロのWebデザイナーのポートフォリオ事例も見てみましょう。
例えば以下は、イギリスの都市ダービーで、Webデザイナーとして活動されているMike Ingham氏のポートフォリオです。
もちろん、これはプロのデザインなので、このレベルで作る必要は全くないのでご安心ください。
簡単でも良いので、自分のことが伝わるサイトになっていれば最初はOKです。
【朗報】ポートフォリオを簡単に作れるサイトも存在
「制作実績にポートフォリオ….。全部できる気がしない涙」
という場合も大丈夫。なぜなら、ポートフォリオを手軽に作れるサービスも、今はたくさん存在するからです。
例えば以下のサイトは代表的なポートフォリオ作成サービスです。
こういったポートフォリオサービスを使えば、初心者でも簡単にポートフォリオサイトを作ることができます。
利用できるものは利用しつつ、就職・転職活動で使えるポートフォリオを事前に用意しておきましょう。
Webデザイナーになるには?方法は2つある【会社で働くか、個人で稼ぐか】
- Webデザイナーとして就職・転職する
- Webデザイナーとして最初から個人で稼ぐ
企業に入るか、それとも個人で生きていくか、この2つです。
それぞれ解説しますね。
1. Webデザイナーとして就職・転職する
まずは企業に入るパターン。大半の人はこの道から入ります。
前述したように、Webデザインスクールで1〜3ヶ月学習し、ポートフォリオを準備して就職・転職活動に臨めば、未経験からでもWebデザイナーになることは可能です。
フリーランスを目指す場合も、企業の実務経験を挟むことがおすすめ
私のようにフリーランスとして独立したい場合も、一度は企業で経験を積んでおくことがおすすめです。
なぜなら企業で経験を積んだ方が、業界のことはもちろん、実務スキル・知識・経験いずれも、満遍なく養うことができるからです。
ということで、就職・転職する2つの方法を解説しますね。
Webデザイナー就職・転職する2つの方法
- 就職/転職サイトやエージェントを利用する
- Webデザインスクールの就職サポートを利用する
結論、大きくこの2つがあります。
このうちおすすめは「Webデザインスクールの就職サポートを利用すること」です。なぜなら、Webデザインスクール経由は就職決定率が高いからです。私の周囲でも、だいたい80〜90%くらいは就職できていますね。
一方の就職サイトや転職サイトの場合、合格率は全然低いです。10%以下くらいですね。なので、まずはスクール経由の就職・転職を検討すると良いです。
一方、それでも良い就職先に巡り会えなかった場合は、一般の就職サイトや転職サイトも視野に入れて活動をしてみる。こういう優先順位でOKです。合格率は低いものの、行動し続ければ、就職できることも事実なので。
なお、私が受講してよかったスクール含む、おすすめのWebデザインスクールは「現役WebデザイナーがおすすめするWebデザインスクール5選【徹底比較】」で紹介しています。
「転職したい人向け」「副業や在宅ワークで収入を得たい人向け」「安く済ませたい人向け」など、あなたの希望に合わせて選べるようになっているため、参考にしてみてください。

2. Webデザイナーとして最初から個人で稼ぐ
もう一つが最初から個人で稼ぐパターンです。
よくある事例は「会社員の副業」や「主婦の在宅ワーク」
よくある事例が上記の通り、「会社員の副業」や「主婦の在宅ワーク」です。
「Webデザイナー転職までは考えていないけど、Webデザインで収入を得たい」という場合ですね。
この場合でも、今回紹介した方法であれば、学習をスタートしてから半年くらいで、月5万円くらいであれば、個人の力で収入を得ることは実現できます。
個人で稼ぐ副業の方法や案件は「初心者がWebデザイン副業で稼ぐまでの全知識を、現役Webデザイナーが徹底解説」で解説しています。個人で稼ぐことを目指しているなら、こちらも参考にしてみてください。

まとめ
・未経験でもWebデザイナーになることは可能
・Webデザイナーになるならやってはいけないことは「知識ゼロでいきなり転職サイトに応募すること」
・Webデザイナーになるなら以下2つの事前準備をしておこう
1. Webデザインスクールで1〜3ヶ月、短期集中でWebデザインを学んでおく
2. ポートフォリオを作っておく
・Webデザイナーになるルートは2つ
1. 企業で働く(就職や転職)
2. 個人で働く(会社員の副業や主婦の在宅ワーク)
Webデザイナーになるには、事前の準備が必要であることや、NGな方法があることを話しました。
Webデザイナーとして会社で働くにしても、個人で稼ぐにしても、どちらであってもWebデザインの知識は必要です。
Webデザインのスキルはスクールで短期で学べば2〜3ヶ月程度で身につくからこそ、今のタイミングで学んでおくことが吉かなと思います。
人気記事現役WebデザイナーがおすすめするWebデザインスクール5選【徹底比較】
コメントを残す