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Webデザインの職業訓練校はやめとけ?デメリットは?【現役デザイナーが実態を解説】

Webデザインの職業訓練校は行く価値ある?デメリットは?【リアルな実態を現役デザイナーが解説】

「Webデザイナーになりたいけど、職業訓練校って実際どうなんだろう?」

「お金をかけずにWebデザインを学びたい場合、職業訓練校は良い選択肢なのかな?」

「”Webデザイナーの職業訓練校はやめとけ“という声もあるみたいだけど…」

 

…と、このように悩んでいませんか?

 

Webデザインの職業訓練校とは、ハローワーク経由で利用でき、Webデザインを学んで就職まで目指せる環境です。一般的にWebデザインを学ぶというと、

 

  1. 独学する
  2. Webデザインスクールで勉強する

 

この2つが方法として多いですが、3つ目の選択肢として、職業訓練校の利用を検討される方も中にはいらっしゃいます。

 

KEI

でも実際のところ、職業訓練校経由でWebデザイナーを目指すことは良いのでしょうか?

 

結論からお伝えすると、職業訓練校でWebデザイナーを目指すのが良い方もいますが、基本的にはおすすめはしていません。

 

KEI

「Webデザイナーの職業訓練校はやめとけ」とネットでも言われることが多いですが、あまりおすすめしない理由は、メリット以上にデメリットも多いからです。

具体的なメリット・デメリットは記事で解説しますね。

 

私は現在フリーランスWebデザイナーとして活動しています。また転職関連の仕事にも携わっており、ハローワーク経由でデザイナーを目指す方の事例も多く見てきました。

 

その経験からいうと、未経験からWebデザインを学ぶなら「現役WebデザイナーがおすすめするWebデザインスクール6社比較【評判がいい】」で紹介しているような”Webデザインスクール”を使う方がおすすめです。

 

KEI

Webデザインスクールを使った方が、良い企業に就職したり、フリーランスとして活動できる可能性も高くなるからです。

 

お金は職業訓練校よりかかってしまうものの、最近は国の給付金でお金が支給され、出費を抑えて就職・転職できるWebデザインスクールも出てきました。

 

そういったスクールの詳細も、本記事や、以下記事で詳しくまとめているので、職業訓練校の前に検討してみることを推奨します。

 

詳細はこちら現役WebデザイナーがおすすめするWebデザインスクール6社比較【評判がいい】

詳細はこちら就職支援・転職支援に強いWebデザインスクール6選

現役WebデザイナーがおすすめするWebデザインスクール5社比較現役WebデザイナーがおすすめするWebデザインスクール6選比較【評判がいい】

 

KEI

以上が結論ですが、職業訓練校のWebデザインコースの特徴やメリット・デメリット、職業訓練校より有料スクールを勧める理由を記事で解説しますね。

 

職業訓練校(ハローワーク)のWebデザインコースとは?

職業訓練校のWebデザインコースとは?

 

職業訓練校とは、仕事を探している方(求職者や転職希望者)向けに、厚生労働省が支援する学校のことです。

 

KEI

まずは簡単に職業訓練校のWebデザインコースについて、概要を解説しますね。

 

  1. 職業訓練校はハローワーク経由のため、失業者しか利用できない
  2. 職業訓練校でWebデザインを学ぶためには、入学テストで合格しないといけない(倍率は約2〜4倍)
  3. 公共職業訓練と求職者支援訓練の2つに分けられる

 

1. 職業訓練校はハローワーク経由のため、失業者しか利用できない

まず知っておくべきことは、「職業訓練校はハローワーク経由のため、失業者しか利用できないこと」です。

 

ハローワーク自体が失業者向けのサービスとなっています。

 

職業訓練を受けるためには、まずハローワークを利用しないといけないことから、職業訓練自体も失業者でないと受けられないのです。

 

ですから、「今の仕事を続けながら転職したい」という方はそもそも利用できず、あくまで失業してしまった方向けのサービスとなります。

 

KEI

まずはハローワークで失業していることを証明し、その上で、職業訓練校(全国の職業訓練校、国が運営する職業能力開発センターなど)に進むという流れになります。

ハローワークおよび職業訓練校は、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、神戸、などや、福岡、北海道、沖縄など全国各地にあります。

 

2. 職業訓練校でWebデザインを学ぶためには、入学テストで合格しないといけない(倍率は約2〜4倍)

職業訓練校でWebデザインを学ぶためには、入学テストに合格しないといけません。

 

テスト内容は職業訓練の内容によって様々ですが、書類選考や面接、適性検査などが一般的に行われます。

 

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倍率は2〜4倍ですので、意外と高い倍率です。

 

3. 公共職業訓練と求職者支援訓練の2つに分けられる

職業訓練は、失業保険を受けられる方向けの「公共職業訓練」と、失業保険を受けられない方向けの「求職者支援訓練」の2つに分けられます。

 

失業保険を受給できる方が利用できる「公共職業訓練」の場合、失業保険をもらえる日数が長くなるなどの特徴があります。

 

一方で、失業保険を受給できない方向けの「求職者支援訓練」の場合も、毎月手当をもらうことができます。

 

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Webデザインコースの場合も、公共職業訓練、求職者支援訓練のどちらもあります。

 

職業訓練校でWebデザインを学ぶメリット

職業訓練校でWebデザインを学ぶメリット

 

KEI

職業訓練校でWebデザインを学ぶメリットは存在します。結論、次の通りです。

 

  1. 学費がかからない
  2. 失業保険がすぐにもらえる

 

1. 学費がかからない

なんといっても一番のメリットはこれでしょう。

 

職業訓練校自体は国が支援しているので学費はかからず、教材費や通信費といった費用だけで受講することができます。

 

お金をかけずにWebデザイナーを目指したい場合、無料で受講でき、実績あるスクールは今のところありませんので、職業訓練校が選択肢となるでしょう。

 

2. 失業保険がすぐにもらえる

失業保険は通常、自己都合退職の場合は、給付が開始されるまで3ヶ月の期間がかかります。

 

ですが、ハローワーク経由で職業訓練校に通うと、すぐに支給されることもメリットです。

 

ただし条件があり、それは週5日間必ず通うことです。

 

KEI

日によって申請して休むことはできますが、あまりに休みが多くなると、途中で退学になってしまう可能性があることは注意が必要です。

 

職業訓練校でWebデザインはやめとけ?学ぶデメリット

職業訓練校でWebデザインを学ぶデメリット

 

一方で、学費がかからないという最大のメリットがある一方で「Webデザイナーの職業訓練校はやめとけ」と言われるようなデメリットも多くあります。

 

職業訓練校の5つのデメリット
  1. 就職しづらい
  2. 就職できても労働環境が良くない環境も多い
  3. 週5日間通学しないといけない
  4. 有料の学校と比べると技術トレンドなどが古い傾向あり
  5. 人数が多く、メンバーによっては質が変わる

 

1. 就職しづらい

一番のデメリットは、職業訓練校でWebデザインを学んでも、Webデザイナーに就職しづらいことです。

 

私自身、転職支援の仕事に携わっていますが、これまで見てきた経験上、職業訓練校でWebデザインを学んだ人の就職率は、だいたい10%程度です。

 

加えて、就職できている人は、もともとデザイン系の出身者だったりと、完全未経験だとかなり険しい道です。

 

無料でWebデザインを学べる分、どうしてもスキル面で差別化はしづらく、もともとの経歴や年齢などに依存することが実態です。

 

KEI

例えば、「年齢が40代かつデザイン経験無し」だと、就職の実情はかなり厳しいものとなります。

 

2. 就職できても労働環境が良くない環境も多い

仮に就職できても、就職先の労働環境自体が良くないことも多いです。

 

私自身、たくさんのWeb企業の採用を見てきましたが、ハローワークで求職者を募集する企業の多くは、すごく成長していて、業績も順調な企業かというと、実際そうではありません。

 

なぜなら、ハローワークで求職者を募集する際、企業側はお金を1円もかけずに、完全無料で採用できるからです。

 

KEI

つまり、お金に全く余裕のない企業や、社員にお金を投資・還元する意識が低い企業も、ハローワークだと必然的に多くなってしまうということです。

 

全体傾向として、採用にお金をかけるところは、入社後の教育にも時間とお金を投資したり、給料として対価をしっかり還元したり、社員が働きやすい環境をお金をかけて作っていることが多いです。

 

一方、ハローワークで採用を行っている企業は、どちらかというと採用や社員にお金をかけることが消極的で、「良い人よりも、無料で人をたくさん集められればいいな」という理由で、無料で求人募集できるから、とりあえずハローワークに出していることが多いです。

 

もちろん、中に良い企業もありますよ。ですがハローワークの無料で求人募集ができるという特性上、全体傾向としては述べてきた通りです。

 

KEI

実際のところ、名前の知れた大手企業はハローワーク経由の人を採用していません。これも実態を調べればわかることです。

 

このように、そもそも就職が難しいことや、就職できても労働環境が良くない可能性があることは、職業訓練校経由でWebデザイナーを目指すことの一番のデメリットと言えるでしょう。

 

3. 週5日間通学しないといけない

週5日間通学しないといけないことも、職業訓練校のデメリットです。

 

前述通り、職業訓練校は失業した方が対象となります。今の仕事を続けながら学び、Webデザイナーにキャリアチェンジすることはそもそもできないのです。

 

KEI

いま仕事がある方は、現職を辞めて、退路を絶って臨む必要があります。当然リスクは大きくなりますし、就職するにも簡単な道のりではないですから、覚悟は必要不可欠です。

 

4. 有料の学校と比べると技術トレンドなどが古い傾向あり

これは全ての職業訓練校がそうではないですが、中には有料の学校と比べると、講師が教えている技術トレンドが古い場合もあるようです。

 

KEI

WebデザインなどWebの技術は常に進化しています。その中で古い情報を学んでいると、いざ就活の際に技術をアピールできず、苦労することも出てきます。

 

5. 人数が多く、メンバーによっては質が変わる

職業訓練校は失業者の方が多く利用し、同じ境遇の方々と一緒に学んでいきます。

 

学習の中ではチームで学ぶこともありますが、メンバーは本当に多種多様な経歴・学歴・性格を持つ方がいらっしゃるので、質の違いも出てくる可能性があることもデメリットと言えるでしょう。

 

その他のデメリット

Webデザインの職業訓練校で考えられるその他のデメリットとしては、

  • Webデザイナーの職業訓練校の面接に落ちてしまった

なども、実際の声でありました。

職業訓練校は入学前の面接があります。面接に通過しないと学習を受けることができないことは、頭に入れておく必要があります。

 

KEI

以上が職業訓練校でWebデザインを学ぶデメリットです。

 

職業訓練校でWebデザインを学ぶことが合っている人

職業訓練校でWebデザインを学ぶことが合っている人

 

ここまでのメリット・デメリットを踏まえて、職業訓練校でWebデザインを学ぶことが向いている人は次の通りです。

 

職業訓練校でWebデザインを学ぶのが向いている人
  • 無料でWebデザインを学びたい失業中の方

 

職業訓練校の一番のメリットは無料であることです。

 

また失業者であることが前提ですので、無料でWebデザインを学びたい失業中の方には向いていると言えるでしょう。

 

KEI

なお、現職があり、これから仕事を辞めて職業訓練校に通うことはおすすめしません。

現職中であれば、他にもっとリスクが低く、良い選択肢があるからです。

 

逆に、職業訓練校でWebデザインを学ぶことが合っていない人

逆に、職業訓練校でWebデザインを学ぶことが合っていない人

 

一方で、職業訓練校でWebデザインを学ぶことが向いていない人が次の通りです。

 

職業訓練校でWebデザインを学ぶのが向いている人
  • Webデザインを学ぶだけでなく、就職までしたい人
  • できるだけ希望通りの環境に就職したい人
  • いまの仕事を辞めることなく、働きながらWebデザインを学びたい人
  • 企業に評価される最新技術を学びたい人

 

こういった方は、職業訓練校はベストな選択肢ではないというのが個人的な見解です。

 

もちろん、それでも「やっぱり無料を重視したい」ということであれば、職業訓練校を受けても良いでしょう。

 

ただしその場合も、デメリットは理解した上で、週5日間必死に学習し、ハードな就職活動もやり切る覚悟は必要です。無料ということは、それだけ他に大変な面があるということです。

 

職業訓練校でWebデザインを学ぶことが合っていない人はこの方法が最適

職業訓練校でWebデザインを学ぶことが合っていない人はこの方法がベスト

 

ここまで読んできて、

 

「職業訓練校は自分には合わなそう」

「そもそも失業してないから受講できない」

 

という方も多くいるでしょう。

 

KEI

その場合におすすめなのは、冒頭でもご紹介したWebデザインスクールを使うことです。

 

Webデザインスクールは職業訓練校のデメリットを解消できる

Webデザインスクールの良いところは、職業訓練校で挙げたデメリットをほとんど解消できることです。

 

①職業訓練校②Webデザインスクール
就職しづらい(就職率は10%未満)就職しやすい(就職率は90%以上も)
就職できても労働環境が良くない環境も多い労働環境が良い環境も多い
週5日間通学しないといけない(失業中の方のみ)週5日通う必要はなく、オンラインで働きながら学ぶこともできる(仕事を辞めることなく通える)
技術トレンドなどが古い傾向あり企業に評価される最新技術を学べる

 

このように、就職しやすいことや、就職先の労働環境が良い就職先も、Webデザインスクールの方が優れています。

 

いま仕事がある方なら、仕事を辞めることなく、働きながら通学・オンラインで学べることもメリットです。

 

KEI

職業訓練校だと就職が難しい40代の方などでも、Webデザインスクールは良い結果につながっている方もたくさんいます。

 

Webデザインスクールは費用こそかかりますが、Webデザイナーになればすぐに元は取れます。

 

加えて、最近は国の給付金でお金が支給されるWebデザインスクールもあります。そういうWebデザインスクールを使えば、お金をできるだけかけず、Webデザイナー目指せますよ。

 

参考までに、国の給付金を受けながらWebデザイナーを目指せる、本当におすすめなWebデザインスクールを厳選すると次の通りです。

 

  1. ヒューマンアカデミーWebデザイン【国からも認められた日本最大級の大手スクール。就職率90.9%。全国24校舎の通学&オンラインの併用で学べる。国から最大10万円の給付金制度あり
  2. インターネット・アカデミー【世界的なWeb制作会社のスキルを学べる。国から最大10万円の給付金制度あり

 

ヒューマンアカデミーWebデザインインターネット・アカデミーは、どちらも日本トップクラスの実績を誇る大手Webデザインスクールです。

 

中でもヒューマンアカデミーは就職率が業界トップクラスの90.9%であり、たくさんの受講生が未経験からWebデザイナー就職・転職を実現されています。

 

Webデザインスクールと職業訓練校との違いや、目指せる就職先・キャリアに関しては、ヒューマンアカデミーWebデザインインターネット・アカデミー「無料説明会」「無料カウンセリング」に参加すると、無料で話を聞くことができます。

 

どちらも国内トップクラスの実績を誇る大手スクールだからこそ、無料で話を聞いてみるだけでも、有益な情報を聞けますよ!

 

完全無料なので、職業訓練校やWebデザインスクールに入学するか迷っている方は、話だけでも聞いてみてはいかがでしょうか?

 

  1. ヒューマンアカデミーWebデザイン【国からも認められた日本最大級の大手スクール。就職率90.9%。全国24校舎の通学&オンラインの併用で学べる。国から最大10万円の給付金制度あり
  2. インターネット・アカデミー【世界的なWeb制作会社のスキルを学べる。国から最大10万円の給付金制度あり

 

KEI

なお、国から給付金が支給されるスクールなど、費用面でも受講しやすいスクールは「現役WebデザイナーがおすすめするWebデザインスクール6選比較【評判がいい】」で紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

 

上記記事で紹介しているWebデザインスクールを使う方が、良い企業に就職したり、フリーランスとして活動できる可能性は高くなりますよ。

 

人気記事現役WebデザイナーがおすすめするWebデザインスクール6選比較【評判がいい】

現役WebデザイナーがおすすめするWebデザインスクール5社比較現役WebデザイナーがおすすめするWebデザインスクール6選比較【評判がいい】

 

まとめ

Webデザインの職業訓練校は行く価値ある?デメリットは?【現役デザイナーが実態を解説】

 

まとめると、職業訓練校でWebデザイナーを目指すのは学費がかからないこと、失業保険があることなどがメリットですが、就職しづらいこと、就職できても労働環境が良くない企業も多いことなどがデメリットでした。

 

総合的に見ると、これからWebデザインを学び、失敗なくWebデザイナー就職するなら、Webデザインスクールが優れています。Webデザインスクールなら、就職率も高いですし、就職先も良いところが多いです。

 

大丈夫です。Webデザインスクールで努力すれば、まだまだ未来は明るいですよ。

 

前述した通り、国の給付金でお得に受講できるスクールなどは「現役WebデザイナーがおすすめするWebデザインスクール6社比較【評判がいい】」で紹介しているので、続けて参考にしてみてくださいね。

 

記事で紹介したWebデザインスクール(公式サイトへ飛べます)

  1. ヒューマンアカデミーWebデザイン【国からも認められた日本最大級の大手スクール。就職率90.9%。全国24校舎の通学&オンラインの併用で学べる。国から最大10万円の給付金制度あり
  2. インターネット・アカデミー【世界的なWeb制作会社のスキルを学べる。国から最大10万円の給付金制度あり。月々5,500円から

 

人気記事現役WebデザイナーがおすすめするWebデザインスクール6選比較

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