なぜWebデザイナーの年収は低いのか?【高年収を実現する5つの方法も解説】

なぜWebデザイナーの年収は低いのか?【高年収を実現する5つの方法も解説】

「Webデザイナーは年収が低いと聞いたんだけど、実際どうなんだろう?」

「Webデザイナーでも高年収を実現することはできるのかな?」

 

本記事では上記の疑問に答えます。

 

結論から言うと、Webデザイナーの年収は確かに高くありません。

 

ただそれでも、Webデザイナーでも年収アップする方法はたくさんあります。

 

本記事では年収アップする方法まで、一挙解説します。

 

KEI

これを書いている私は現在フリーランスのWebデザイナーとして活動をしています。また転職エージェントとしても仕事をしており、これまで多くのWeb企業の経営者や人事責任者とお会いし、Webデザイナーの年収事情についてもリアルな実態を見てきました。

 

「Webデザイナーの立場」と「企業側の立場」、この両方を把握している人は世の中少ないです。そのような立場から、Webデザイナーの年収について解説しますね!

 

Webデザイナーの平均年収はいくら?

Webデザイナーの平均年収はいくら?

 

まず初めに、Webデザイナーの平均年収をお伝えします。

 

Webデザイナーの平均年収

転職サイト「doda」が調査したレポートによると、Webデザイナーの平均年収は「347万円」となっています。

 

Webデザイナーの平均年収はいくら?

引用:平均年収 doda

 

上記の通りです。

 

これが高いか、低いかで言うと、少し低いです。

 

例えばサラリーマン全体の平均年収は「408万円」であり、中でもWebデザイナーが含まれる「クリエイティブ職」の平均年収は「377万円」です。

 

そのため、サラリーマン全体の平均や、クリエイティブ全体の平均から見ても、Webデザイナーの平均年収は少し劣ります。

 

Webデザイナー平均年収

サラリーマン全体:408万円

クリエイティブ職全体:377万円

Webデザイナー職のみ:347万円

 

Webデザイナー男女別の平均年収

別の視点「男女別」でもWebデザイナーの平均年収を見てみましょう。

 

Webデザイナー 平均年収

 

Webデザイナー男女別の平均年収

男性:391万円

女性:327万円

 

上記のように、男性Webデザイナーは年収391万円、女性Webデザイナーは年収327万円と、男性の方がかなり高くなっています。

 

さて、Webデザイナーの平均年収は「347万円」でしたが、平均年収を下げているのは「男性」ではなく「女性」なんですよね。女性Webデザイナーは327万円ですので、こちらが平均値を下げていることが実態です。

 

KEI

私はWebデザイナーの方に転職支援を通じて多くお会いしてきましたが、傾向としては「男性」の方が年収が高く、女性の方が低かったです。つまり上記データと実態も相違ないですね。

 

このように、性別(男女別)でみると、年収は男性の方が高く、女性の方が低いです。これが性別別の傾向値ですね。

 

MEMO

なぜ女性の方が年収が低いかというと「正社員でない働き方」をしている人も多いからです。

 

上記データは契約社員や派遣なども含まれています。そのため女性年収は正社員だけでなく、契約社員や派遣、パートなどでWebデザイン関連の仕事をやっている人も多く含まれています。

 

日本全体として、正社員比率は男性の方が高いです。結果、男性の方が年収が高くなりがちなんですよね。これはWebデザイナーに限らず、他の職種も同様の傾向になっています。

 

Webデザイナー年齢別の平均年収(20代、30代、40代)

また年齢別でも比較すると、以下の通りです。

 

Webデザイナー 平均年収

 

Webデザイナー年齢別の平均年収

20代:309万円

30代:373万円

40代:412万円

 

当たり前のことですが、20代がもっとも低く、30代、40代と年齢が上がるにつれて、平均年収は上がっていきます。

 

これはWebデザイナー以外も全て同様の傾向ですね。

 

KEI

このように、Webデザイナーの年収は「平均より少し低い傾向」があります。ですが細かくみていくと「男性は年収が高い」などの傾向もまた存在しています。これがWebデザイナーの平均年収の実態です。

 

なぜWebデザイナーの平均年収は低いのか?

なぜWebデザイナーの平均年収は低いのか?

 

結論、Webデザイン”しか”できないWebデザイナーの「需要と供給のバランス」が崩れているからです。

 

Webデザインしかできない人の需要は下がってきている

最近の傾向ですが、Webデザイン”しか”できない人の価値は少しずつ下がっています

 

特に昨今は「クラウドソーシングの普及」や「未経験からWebデザイナーを目指す人」も増えています。そのため市場には「Webデザインしかできない人」が増加しています。ですから、Webデザインしかできないと、全体の中で目立たず、埋もれてしまいがちなんですよね。

 

需要の高いWebデザイナーとは?

いまWebデザイナーとして需要が高いのは、Webデザインだけでなく、Webデザイン以外のこともできる人です。

 

例えば、以下のような人たちです。

 

  • UIやUXを理解したデザインができるデザイナー
  • SEOやマーケティングがわかるデザイナー

 

上記のように、Webデザインとは分野は異なるが、Webデザインの周辺領域に長けている人です。

 

そもそもWebデザイナーのメインの仕事は、Webサイトやサービスのデザインを考えたり、構築する仕事です。

 

ですから、UIやUXを意識したデザインができたり、マーケティングを考えたデザインができたり、サービスの実装までできると、市場価値はグッと上がりやすいです。

 

上記のようなデザイナーは、需要に対して供給が圧倒的に足りていません。そのため「高年収」を実現しているんですよね。

 

このように、いまは「WebデザインしかできないWebデザイナー」の需要と供給のバランスが崩れ始めています。そのため、Webデザインしかできないデザイナーの年収は低くなりがちです。

 

MEMO

もちろん、Webデザインのみだけでも、在宅で月10〜20万円の収入を得たり、副業で月5万円を稼ぐことはまだまだ可能です。

一方で、Webデザイン単体で年収500万円や年収600万円以上を稼ごうとなると、なかなか厳しいのがいまの市況感ですね。

 

KEI

その他、Webデザイナーが稼げない理由は「【真実】なぜ大半のWebデザイナーは稼げないのか?【原因は大きく3つ】」でも解説しています。こちらもチェックしてみてください。

 

【真実】なぜ大半のWebデザイナーは稼げないのか?【原因は大きく3つ】【真実】なぜ大半のWebデザイナーは稼げないのか?【原因は大きく3つ】

 

Webデザイナーの年収は今後どうなる?

Webデザイナーの年収は今後どうなる?

 

結論、二極化していくでしょう。

 

前述通り、いまはWebデザインしかできない人の価値は下がりつつあり、Webデザイン以外のこともできる人材の価値は上がっています。

 

そのため、

 

  • Webデザインだけやり続ける人→需要が下がり、年々厳しくなる
  • Webデザイン以外もチャレンジする人→需要が上がり、年々良くなる

 

このように、Webデザインはもちろん、Webデザインの周辺知識まで踏み込めるか否かが、分岐点となります。

 

KEI

私自身、Webデザイナーとして仕事をしたり、転職事業で企業の経営者と話をしていますが、Webデザイン以外の知識習得の大切さは強く感じます。

 

世の中にWebデザイナーはたくさんいますが、スキルの掛け合わせがある人材は少ないです。だからこそ、企業からのニーズも高くなっているんですよね。

 

先をゆく海外のWebデザイナーの平均年収は?

未来を占う上で参考になるのは「海外動向」です。

 

特にWebやインターネット業界は「アメリカ」が最も先を進んでいます。日本はアメリカの後を追っていることが実態なので、アメリカのいまを知ることで、日本の未来を大まかに予測することもできます。

 

ということで、アメリカのデザイナーの年収を比較し、今後日本でも年収が大きく伸びそうな職種を探してみましょう。

 

アメリカのWebデザイナーの年収

アメリカ Webデザイナー 平均年収

 

まずアメリカのWebデザイナーの平均年収から。

 

アメリカのWebデザイナーの平均年収はUSD52,691(年収563万円)です。※USD1.0=107円で換算

 

流石はアメリカ。日本のWebデザイナーの年収は347万円でしたから、およそ200万円ほど水準が高いです。物価の違いはありますが、年収が高くて羨ましいですね。。

 

アメリカのUIUXデザイナーの年収

アメリカ UIUXデザイナー 年収

 

次はアメリカのUI/UXデザイナー。UI/UXデザイナーになると年収は大幅に上がり、USD85,277(年収912万円)です。

 

同じくアメリカのWebデザイナーと比較すると、UI/UXデザイナーは「約350万円」も年収が高くなっています。

 

つまり、アメリカの場合「Webデザイナー<<<<UI/UXデザイナー」という年収構造になっています。

 

アメリカのWebディレクターの年収

アメリカ Webディレクター 平均年収

 

最後は「Webディレクター」ですが、年収はなんとUSD89,834(年収961万円)です。

 

高年収だったUI/UXデザイナーよりも、更に50万円ほど高い年収となっています。

 

つまり、アメリカの場合「Webデザイナー<<<<UI/UXデザイナー<<Webディレクター」という年収構造になっています。

 

3職種の平均年収まとめ

職種 年収(USD1.0=JPY107円で算出)
Webデザイナー USD 52,691(年収563万円)
UIUXデザイナー USD 85,277(年収912万円)
Webディレクター USD 89,834(年収961万円)

 

このように、WebデザイナーよりもUIUXデザイナーが、UIUXデザイナーよりもWebディレクターの方が年収が高いことがアメリカの現状です。

 

いまのアメリカが未来の日本という前提に立てば、今後高年収を実現したいなら、最終的にはUI/UXデザイナーやWebディレクターを目指すことが合理的と言えますね。

 

KEI

このように、これから年収アップをするなら、Webデザイナー単体ではなく、周辺知識までスキルや経験を積んでいった方が、年収が伸びる可能性が高いですよ!

 

Webデザイナーとして年収アップする5つの方法

Webデザイナーとして年収アップする方法

 

Webデザイナーとして年収アップする方法は大きく「5つ」あります。

 

Webデザイナーで高年収を実現する方法5つ

  1. 年収UPに繋がりやすいスキルを身につける
  2. 年収の高い企業へ転職する
  3. 副業する
  4. フリーランスとして独立する
  5. 年収水準の高い別職種へキャリアチェンジする

 

上記5つです。一つずつ解説しますね!

 

1. 年収UPに繋がりやすいスキルを身につける

年収UPに繋がりやすいスキルを身につけること。これは今まで述べてきたことであり、一番大事なことですね。

 

  • UIUXのスキル
  • SEOやマーケティングスキル

 

こういった「年収アップにつながりやすいスキル」を身につけることで、年収の高い仕事ができるようになります。

 

アメリカのUIUXデザイナーやWebディレクターの年収が高かったことからも、事実として言えると思います。

 

各スキル習得の参考サイト・記事

 

2. 年収の高い企業へ転職する

また年収の高い企業へ転職することも一つの方法です。

 

一番の王道としては、業界上位の企業へ転職することです。なぜなら業界上位企業の方が、年収水準が高いことが多いからです。

 

例えばWeb業界であれば「リクルートグループ」や「サイバーエージェント」「DeNA」ですね。こういった業界大手に転職すれば、年収600〜1,000万円をWebデザイナーでも実現することができます。

 

企業によって、年収の上限は決まっています。だからこそ、年収の上限が高い企業に転職することで、同じような仕事をしても、年収はポンっと上がります。

 

KEI

私の周囲でも、年収水準の高い会社に転職し、年収アップを実現している人は多いです。既にWebデザイナーとして働いている方であれば、王道の方法の一つかなと思います。

 

3. 副業する

Webデザイナー経験者、Webデザイン初心者でも、誰でも早期にできる方法としては「副業」することです。

 

なぜなら副業は少し経験を積めば誰でもできる上に、副業はやった分がそのまま年収UPに繋がるからです。

 

そもそも多くの会社の場合、年収はなかなか上がりません。5年、10年働いても、年収100万円アップしない企業も日本にはまだまだ多いです。

 

一方で「副業」の場合、Webデザイン完全未経験の方であっても、現役WebデザイナーがおすすめするWebデザインスクール5選【徹底比較】で紹介しているようなWebデザインスクールを使って学習すれば、早ければ「半年」のタイミングで、月5万円の副業収入を得ることも可能です。

 

現役WebデザイナーがおすすめするWebデザインスクール5選【徹底比較】現役WebデザイナーがおすすめするWebデザインスクール5選【徹底比較】

 

月5万円なら年間60万円です。副業の場合、たった半年でも年収60万円アップが目指せるということです。

 

だからこそ、本業の収入だけに頼るのではなく「副業」も組み合わせて年収アップを目指すことが、合理的に考えてもおすすめな方法です。

 

KEI

なお、Webデザイナーにおすすめの副業は「初心者がWebデザイン副業で稼ぐまでの全知識を、現役Webデザイナーが徹底解説」でまとめています。「副業事例」や「収入目安」も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

【未経験向け】初心者からWebデザイン副業で稼ぐための5ステップ初心者がWebデザイン副業で稼ぐまでの全知識を、現役Webデザイナーが徹底解説

 

4. フリーランスとして独立する

またフリーランスとして独立する方法も、Webデザイナーとして年収アップが期待できる方法です。

 

ではフリーランスになるとどのくらいの年収を実現できるのかというと、結論、人によります。

 

なぜなら、年収1,000万円を実現している人もいますし、年収300〜400万円程度であまり上がっていない人もいるからです。

 

フリーランスWebデザイナーの期待年収をイメージしやすいように、いくつか「案件事例」をご紹介しますね。

 

Webデザイナーのフリーランス案件

例えば以下はレバテッククリエイターで実際に募集されていた「Webデザイン+コーディング」の仕事です。

 

これを見ると「月単価:〜50万円」となっています。

 

Webデザイナー 年収 低い

 

上記のような案件を受ければ、月35〜50万円くらいは実現できます。年収でいうと410万円〜600万円くらいですね。

 

また以下はフリーランス専門エージェント「レバテックフリーランス」で実際に募集されていた「Webデザイン+コーディング」の仕事です。

 

これを見ると、先ほどの案件をより少し高く「月単価:〜65万円」となっています。

 

 

上記のような案件を受ければ、月50〜65万円くらいは実現できます。年収でいうと600万円〜780万円くらいですね。

 

案件によって年収は大きく変わる

このように、フリーランスの場合、案件によって年収が大きく変わります。

 

だからこそ、できるだけ高単価の案件を取れるよう、必要なスキルを身につけていくことが重要ですね。

 

そうすれば、フリーランスのWebデザイナーでも年収600万円以上など高年収を実現することができます。

 

スキルの組み合わせでより高い年収も目指せる

また、フリーランスの場合も、スキルの組み合わせをすることで、より高年収を目指すことができます。

 

例えばUIUX領域やマーケティングスキルがあれば、年収700万円〜1,000万円以上を目指すこともできます。

 

先ほど紹介した事例はWebデザイン領域でしたが、UI/UXやマーケティング知識も必要な案件になると、年収水準はもっと上がります。

 

このように、フリーランスの場合であっても、スキルの組み合わせが重要ということですね。

 

エージェントを介せず、案件を直で獲得すれば、単価は大きく跳ね上がる

さらにフリーランスの場合、案件の獲得方法によっても、年収は大幅アップが期待できます。

 

一番おすすめは、エージェントを挟まず、企業から案件を直で獲得することです。

 

例えば「営業」。企業に対して直接営業をし、発注をもらうことができれば、それだけでも年収は上がります。なぜならエージェントを挟まない分、エージェントに支払っていた手数料分が丸々収入となるからです。

 

「営業なんてできないよ」という人も大丈夫。営業が苦手な人は、ブログやWebサイト、SNSで発信することで、インバウンドで案件を受注することもできます。

 

KEI

例えば私も実名でブログやSNSをやっていますが、ありがたいことに、そこから発注をいただくこともあります。エージェントの手数料がかからないため、手取りは多くなっています。

 

このように、フリーランスの場合は「仕事の獲得方法」によって、年収を大きく上げることも可能です。

 

5. 年収水準の高い別職種へキャリアチェンジする

また「年収の高い職種へのキャリアチェンジ」も年収UPしやすい方法です。

 

王道としては、

 

  • マーケティングやマネジメントを学んでWebディレクターを目指す道

 

この道がおすすめです。Webデザイナーの経験が活かせるだけでなく、年収水準が高いです。

 

このルートでキャリアチェンジをしている人も多いため、年収UPのルートしては最適ですね。

 

KEI

以上がWebデザイナーが年収UPするための5つの方法です。どの方法でも良いですが、いずれにしてもベースは「スキル」が必要です。だからこそ、スキルを習得することがファーストステップですね。

 

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まとめ

なぜWebデザイナーの年収は低いのか?【高年収を実現する5つの方法も解説】

 

まとめ

・Webデザイナーの平均年収は世の中より少し低め

・Webデザインスキル”だけ”だと年収は低くなる

・Webデザイン以外にスキルを身につければ年収は上がりやすい

・具体的な年収アップ方法は5つ

–①年収UPに繋がりやすいスキルを身につける

–②年収の高い企業へ転職する

–③副業する

–④フリーランスとして独立する

–⑤年収水準の高い別職種へキャリアチェンジする

 

KEI

述べてきた通り、高年収のWebデザイナーを目指したい場合は「スキル」を身につけたり「副業」をすると、誰でも年収を上げることができます。

 

また、Webデザイナーは時間や場所に縛られない「在宅ワーク」や「リモートワーク」もしやすいです。「少しくらい給料が低くても、その分自由な時間を取りたい」と思う場合は、Webデザインを学ぶだけでも実現は可能ですよ。

 

私自身、Webデザイナーとして仕事をしていますが、Webデザイナーの働き方は満足度がとても高くおすすめです。「年収が低いかも….」という不安は今回の方法を使えば解消できますから、ぜひ、Webデザイナーとしてのキャリアを検討してみてくださいね!

 

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